こんにちは、賃貸でNURO光の契約にようやく成功したさとさんです。
引っ越しシーズンで、新たにインターネットを契約する方も多いのではないでしょうか。
数ある回線の中で、最近CMや広告でよく見かけるのがNURO光。
日本最速を謳うサービスなので気になっている方も多いかと思います。
ただ、賃貸の場合、FLET’S光などに比べて、NURO光は導入数がまだまだ少ないのが現状です。
管理会社にNURO光を契約したいと言っても、断られることが少なくありません。
今回は、賃貸でNURO光を契約するためのポイントを解説します。
何が問題だったのか
まずは、NURO光を契約しようと思った背景です。
それは、建物の配線方式がVDSL方式だったことです。
VDSL方式だと、光回線を契約して1Gbpsプランを希望したとしても100Mbpsプランしか選択できません。
賃貸契約を交わす前に、私から不動産屋の担当に、入居予定のマンションが光配線方式か確認してくれと依頼し、「光配線方式です」と回答を受けたにもかかわらず、 入居前にインターネットの契約をしようと、プロバイダーに連絡したところVDSLだと発覚しました。
引っ越しの時期的にもぎりぎりで、内見している時間もなく、光コンセントがあるかどうかまでは確認できていなかった自分が悪いのですが、不動産屋もひどいと思います。
皆さんも、もし内見できない場合は、プロバイダーに連絡して配線方式を調べてもらいましょう。
NURO光のメリットとは
賃貸の配線方式がVDSL方式であっても、NURO光を契約できれば光配線方式で部屋まで光ファイバーを引き込めるという点です。
これにより、建物の既存の配線を無視して、光回線を利用することができます。
ただ、建物によってはNURO光を導入できないケースもあるので、実際に業者の方に来てもらうまでは、契約できるかわかりません。
まずは業者に確認してもらいましょう。
賃貸・アパートでNURO光って契約できるの?
これは、ケースバイケースです。
これまで賃貸で二度契約しましたが、どちらの管理会社も気にしていたのは以下の2点でした。
- MDFに新しく取り付ける設備はないか
- 壁に穴をあけたりしないか
この2点をクリアできれば、ほぼ確実にNURO光を導入できると思います。
上記のようなことも聞かずに、頭ごなしに個別のネット契約は工事が必要になるからだめだと言ってくる管理会社もあります。
その場合は、管理会社との交渉が必要になります。
管理会社との交渉のポイント
私は、管理会社にNURO光を契約したい旨を伝えると、「壁に穴をあけるはずだからダメ」と言われました。
ただ、壁に穴をあけるかどうかは、実際に業者に見てもらわないとわかりません。
なので、管理会社が「壁に穴をあけるからダメ」と言ってきたら、以下のように答えましょう。
建物に穴をあける必要があるかどうかは、回線業者に建物の状態を見てもらわないとわからない。 業者を呼ぶから、立ち会い、もしくは電話口で確認してくれませんか。
穴をあけるからダメという理由であれば、上記のような申し出を断る理由はありません。
断られるようであれば、きちんと理由を説明してくれと食い下がりましょう。
ただ、業者に確認してもらい、穴をあける必要があると言われてしまったら、潔く諦めるしかありません。
実際のところ回線速度はどれくらい?
少なくともVDSLよりは段違いに早いです。
どこまで速度が出るかは、物件内の利用者数や地域にもよるので一概には言えません。
参考までに、NURO光契約世帯数4の物件で測定した結果を載せておきます。
ONUから有線LANで接続したデスクトップPCで測定しました。
下り624.9Mbps、上り411.7Mbpsと十分な速度が出ていました。
VDSLだと、50Mbps出てればかなり頑張っている方なので、10倍くらい軽く出ています。
現状の住まいでネットが遅いという方、ぜひNURO光を試してみてはいかがでしょうか。
賃貸でNURO光を契約する方法まとめ
賃貸でNURO光を導入する際に気を付けるポイントをもう一度振り返ります。
- 壁に穴をあけるなどの工事が不要なら高確率で導入できる
- 工事が必要かどうかは業者に見てもらわないとわからない
- 管理会社への交渉は必須
管理会社の言い分を鵜呑みにして、同じ料金で1/10以下の速度しか出ないネットを使うことがないよう頑張りましょう!
おまけ:NURO光を契約するまでの実体験
参考に、実際に管理業者やNURO光の業者とやり取りした内容を遺しておきます。
入居日1か月前
ネットを契約しようと思い、ドコモユーザーということもあり、ドコモ光に契約の電話を入れました。
すみません、ドコモ光を申し込みたいのですが。
お客様の場合、回線速度は上下とも最大100Mbpsですがお間違いないでしょうか?
え。。確認するので、一旦保留にさせてください。
その後、管理会社に、本当に光配線方式なのか問い詰めてみると、FLET’S光で光回線を引き込んでるから光は使っているが、配線方式は正直よくわからないという旨のことを言われました。
後日、部屋を訪れるとVDSLのモジュラージャックを発見。
管理会社は一体何を管理してるのか不思議に思いながら、諦めて別の方法を探し始めました。
次の日
どうにかして光回線を使えないか調べたところ、方法は二つしかなさそうでした。
- 管理会社にマンション全体を光配線方式に変えてもらう
- 光回線を個別で契約する
マンション全体の配線方式を変えてもらう案は即座に断られました。
ただ、オーナーがこれから回線工事を考えている場合などもあるので、一応聞いてみた方がいいと思います。
というわけで、新しく光回線を契約しようと思い、以前から気になっていた、国内最速を謳うNURO光を申し込んでみようと思いました。
工事が必要になるのかどうかを電話で確認したところ
工事内容は、実際に建物を見てみないとわかりかねます。
とのことなので、期待が持てました。
また次の日
管理会社に、NURO光を契約したい旨を伝えました。
NURO光を契約したいのですが、問題ないでしょうか?
工事で壁に穴をあけたりするだろうから許可できません。
NURO光に確認したところ、穴をあけるかどうかは業者に見てもらわないとわからない。確認の予約を入れたから、当日立ち会ってくれませんか。
担当は、なぜかとても嫌そうにしぶしぶと了解していました。
何がそんなに嫌なのかは謎でしたが、とりあえず手続きを進められることになりました。
そのまま、NURO光の宅内工事の予約を入れました。
一か月後の宅内工事当日
突然管理会社の担当から、「別のお客様のクレーム対応で行けなくなった」と電話がありました。
なんとなくうさん臭さを感じました、面倒だっただけなのでは。。
業者が来たら電話をするから、確認したいことがあったら電話口で確認してくれと管理会社の担当に伝えて電話を切り、業者を待ちました。
業者が来て、物件を確認してもらった結果
すでにNURO光の契約者がマンションにいるので、 MDFから宅内に光ファイバーを引き込むだけで、穴あけなどの工事は不要です。
とのことでした。
管理会社の担当に電話してその旨を伝えると、「NURO光を使ってる店子がいるなんて知らない」の一点張り。
店子が勝手にネットを契約できるとも思えないので、管理会社は何も管理できていないようです。管理会社の言うことを鵜呑みにしないよう気を付けましょう。
工事担当者に電話を代わってほしいと言われて電話を渡すと、15分くらいしてようやく電話が戻ってきました。
問題ないことを確認できたようなので、このまま作業を進めてもらって大丈夫とのことでした。
工事担当の人に目を向けると、うんざりした表情で、「管理会社の人が何度も穴をあけないか確認してきてうっとうしかった、その人の電話はもうつながないでくれ」と私に言い残して、作業に戻っていきました。
工事担当の人には悪いことをしたなと思いつつ、無事NURO光が契約できそうで、ほっとしました。
宅内工事からさらに一か月後
宅外工事業者が来て、一時間ほど作業した後、無事NURO光が開通しました。
これでようやくネットが使えるようになりました。
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