こんにちは、さとさんです。
今日は、奥さんの妊娠五週目で初めての戌の日ということで、安産祈願のために川崎大師で護摩祈祷を受けてきました。
川崎大師は厄除けで有名な、真言宗智山派の大本山の寺院です。(詳しくないのでわかりませんがご利益がありそうな雰囲気)
厄除け以外にも、祝い事(安産祈願、命名、初参り、七五三)にも対応してくれます。
アクセスは、電車なら京浜急行電鉄の京急川崎駅から徒歩10分ほど、車なら自動車交通安全祈祷殿・参詣ご信徒専用駐車場から徒歩15分ほどです。
新型肺炎も流行っているので、人込みを避けて車で行くことにしました。
駐車場は無料だし、朝早かったからか付近の道路も空いていたので、妊婦さんのことも考えると車の方がいいと思います。
それでは行ってみましょう。
8:00 駐車場到着
駐車場は朝8:00から開いています。
普通車は700台止められるスペースがあるので、かなり広いです。
広大なスペースの中にインド風の建物がぽつりと建っています。
目的地の設定を間違えたかと心配になりましたが、どうやら合ってるようなので、車を止めて川崎大師へ向かいます。
駐車場を出るところに、川崎大師までの案内図があるので、道に自信がない人は確認しておきましょう。
道中の曲がり角には、川崎大師への方向指示が看板などで出ているので迷うことはなさそうです。
8:15 大師仲見世に到着
15分ほど歩いたところで、川崎大師入り口を示すオブジェが現れました。
その脇に、大師仲見世通りの入り口があるので、こちらをくぐって川崎大師へ向かいます。
朝8時ということもあって、さすがにまだお店はほとんど開いていませんでした。
仲見世を通り抜けると、境内への入り口「大山門」が現れます。
何やら威厳があります。
それにしても、托鉢の人は何時からここに立っているのでしょうか。。
とてつもない精神力です。
8:20 川崎大師境内
境内に入ると、正面に大本堂が見えます。
人はまだまばらで、とても空いていました。
戌の日の土曜だし、ほかにも安産祈願の人でにぎわってるのかと思っていたので、ちょっと肩透かしを食らった気持ちです。
気を取り直して、まずは護摩の受付を済ませます。
大本堂へ向かって右手のお水屋で手を洗ったら、隣のお護摩受付所へ向かいました。
ちなみにお護摩とは、梵語で焚く、焼くなどの意味を持つ言葉で、仏の智慧の日をもって煩悩を焼き尽くすという意味があります。
煩悩の塊の私は、お護摩が終わったら影も形もなくなってしまうのでしょうか。
気を取り直して、お護摩申込用紙に名前、住所、数え年、祈願料を記載して受付に提出します。
祈願料は5,000円からで、値段が上がるほど、もらえる護摩札が大きくなります。
私は、5,000円で懐中紙札にしました。木だと折ってしまいそうで心配です。
ちなみに、お護摩は一日のうちに複数回、決まった時間に開催しています。
混雑を避けるなら午前中がおすすめです。私は9:00の回に受付しました。
また、受付の人に、持参した腹帯にお加持をしたい旨を尋ねてみると、本堂で受け付けているとのこと。お加持したい人は忘れずに本堂で依頼しましょう。
お護摩の受付を終えると、「お護摩札お渡しの証」をもらえます。
御祈祷が終わった後、護摩札と引き換えるために使います。
裏に名前を書いておきましょう。
トイレを済ませたら、いよいよ御祈祷です。大本堂に向かいます。
案内人の方に本堂の受付の場所に案内してもらい、お加持をしたい旨を伝えると、お加持の申込書をくれるので、必要事項を記入して受付の人に渡します。
この時、任意でお加持料を払えますがどうしますか、となかば払う以外の選択肢がないような質問をされました。
一般的には1,000円~3,000円払うということなので、1,000円を納めることに。
祈祷料と合わせて6,000円、ちょっとした出費になりました。
受付を終えたら本堂で御祈祷を受けます。
9時になると、本堂は人でいっぱいになっていました。300~400人くらいいた気がします。
お坊さんが出てきて何やら唱えている間、畳が冷たい、足がしびれるなどの苦行と30分ほど戦ったら、順番にお賽銭を投げ入れて御祈祷終了です。
お金を払って、苦行をするという貴重な体験ができました。
後で調べたのですが、みんなで合唱してお唱えする際には、「南無大師遍照金剛」と唱えていたようでした。きちんと事前準備してから望みましょう。
9:30 御祈祷終了
本堂からでると、9:30になっていました。
まずは、護摩札交換所で護摩札をもらいます。
あいうえお順に並ぶ列が決まっているので、自分の苗字に該当する列に並びましょう。
周りのみんなは、9:1くらいの圧倒的多数で木札をもらっていました。
私がもらった懐中紙札はポケットに入る懐中の名にふさわしいサイズ感。
もう一つ忘れてはいけないのが、お加持のために預けた腹帯です。
こちらは、本堂の受付で名前を言ったら、お加持の終わった腹帯、証書、記念品を渡してくれます。
寄付を払ってると記念品をもらえるみたいなので、気になる人は寄付しておくといいでしょう。
記念品が何なのかは、家に帰って開けてみてのお楽しみ。
天気がいいので、境内を少し散歩してから帰ることに。
写真は、八角五重塔と、祈りと平和の像。
再び正面から大本堂
時刻は9:45で、人の数も増えてきています。
9:50 仲見世食べ歩き
時刻は9:50。境内を後にして、お土産探しと食べ歩きをすることにしました。
お土産と言えば、まずは定番の住吉の久寿餅。
久寿餅といえば住吉
大山門のすぐ横に店を構えています。
久寿餅のほかにも、厄除けまんじゅうやあんみつ、甘酒などいろいろ売っています。
私は、久寿餅の2枚入り(800円)を購入。
外装は、黄色い手提げ袋に黄色と茶色の包装紙が特徴です。
久寿餅には独特の酸味がありますが、きな粉と黒蜜と相まってとてもおいしいんですこれが。
喫茶もあり、 中では久寿餅に加えて、抹茶やあんみつなども食べられます。
10時前で、並んではいないようですが、席は埋まっているようでした。
通り過ぎようとしたら、お店の前に気になる看板を見つけました。
なんと、マザー牧場のソフトクリームと住吉の久寿餅がコラボしているようです。
どうやら、すぐ隣にあるようなので、早速行ってみることに。
珈琲茶房 餅陣 住吉
こちらは、住吉が出しているカフェでしょうか。
周りの店にはない今風な雰囲気を醸し出しています。
お店の前のショーケースには、メニューがずらり。
お目当てのくずもちサンデーのほかにも、マザー牧場のソフトクリーム単体や、黒蜜プリンなどおいしそうなデザートが並んでいます。
店内はテーブル席のみで、30席ほどの広さで、まだカフェの時間ではないからか空いていました。
テーブルを確保し、レジでくずもちサンデー(500円)を注文。
ソフトクリームとあんこ、くずもちがコーンの上に乗っており、全体に黒蜜がかけられています。
ソフトクリームは、食べたかった通りの濃厚ミルク味、くずもちは甘さ控えめなので、ソフトクリームやあんこと食べることで、口の中でちょうどよい甘さになります。
小腹が満たされて幸せになったら、再びお土産を探しに行きました。
10時も過ぎているので、仲見世通りの飴屋がみんな開いていて、トントンと飴を切る音が響いています。
松屋の飴本舗
以前もそうでしたが、飴屋の通りを通り抜けると、なぜか必ず飴を2,3袋購入しています。
飴屋のおばちゃんの営業トークにやれれてしまっていますね。
いつも買ってるのは、松屋の飴本舗。
気になる飴があったら、店の人に言えば試食させてくれます。
私はそのあとの営業トークに乗せられてきな粉飴、水あめを購入。
甘さ控えめで、ちょっと口が寂しいときにぴったりです。
お土産も無事に買えて、仲見世通りを後にしました。
10:30 昼食は松月庵
昼食というには早いですが、12時になると行列ができてしまう蕎麦屋があるので、開店の10:30になるとともにお店に入ります。
その蕎麦屋の名も松月庵です。
こちらは、とんでもなく肉厚で巨大な海老が名物の蕎麦屋です。
店内は一階と二階で分かれていて、一階だけでテーブル席が40席ほどと広々とした店内。
席に着き、そば茶と麦茶をブレンドしたというおいしい飲み物で体を温めながらメニューを決めます。
海老が食べたいということで、海老が一尾が乗っている海老天そば(1250円)、と海老が二尾乗っている天丼(1650円)を注文。
10分ほどして、まずは天丼の到着です。
すさまじい大きさの海老です、丼からかなりはみ出してしまっています。
天丼にかかっているたれは甘口で海老もご飯も進みます。
海老の衣は、タレがしみ込んでいるのかしっとりとしています。
お吸い物にはゆずが入っていて、天丼を食べつつ飲むとちょうどいアクセントに。
お漬物、あまりしょっぱすぎず優しい味で、単体でパクパクと食べられてしまいます。
続いて海老天そば。
こちらもお椀から海老がかなりはみ出してしまっています。
こちらの海老は、ころもがサクサクしていてかなり食べ応えもありました。
つゆにはゆずが入っていて、全体的にあっさりとした風味を味わえます。
全部食べ終わるころには、かなり満腹になっていました。
時刻は11時を回ったところで、お客さんが増えだして席が埋まっていたので早々に駐車場へ向かうことに。
駐車場には11:35分ごろ到着しましたが、まだまだかなりのスペースが開いていました。
結局混んでいるという噂は何だったのか。。
お加持の記念品
家に帰ってお加持の記念品を開けると、お加持料の証書と厄除けほうじ茶が入っていました。
なんともありがたい話です。
腹帯には、きちんとスタンプが押されて、ばっちりと安産祈願が完了しました。
それにしてもこのスタンプ、帯の間に色移りしないよう入れてくれていた紙が真っ赤になってしまっていました。
洗濯するときはほかのものと混ぜないよう気をつけなければ。。
まとめ
今回は、川崎大師へ車でアクセスし、お護摩祈祷と腹帯を持ち込んでのお加持をしてきました。
こういったイベントは、自分の気持ちの整理や、これからの目標を立たりする時間になります。
子供がいたりすれば、とてもいいコミュニケーションや思い出の場にもなるので、ぜひ行ってみてください。
参考
川崎大師境内マップ
珈琲茶房 餅陣 住吉の食べログページ
松月庵
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