こんにちは、梅雨の時期がやってきてカビが生えそうなさとさんです。
カビといえば、我が家はフローリングに直接敷布団を敷いて寝ています。
「うちもそうだ」と言うかた、私が言うのもなんですが、絶対にNGです。
敷布団を直接フローリングに敷いて寝ていると、カビる可能性が非常に高いからです。
実際、何もカビ対策をせずに敷布団を敷いていた我が家の敷布団には、見事にカビが発生しました。
今回は、敷布団やマットレスをフローリングに敷いて寝る場合のカビ対策方法と、カビが生えてしまった場合の対処方法について説明します。
フローリングに直接敷くとなぜカビるのか
カビの繁殖に必要な条件は、温度、湿度、栄養の3つです。
人は寝ている間にコップ一杯ほどの汗をかくとされており、これを敷布団が吸収することで湿気がこもります。
また、人が寝ている間は体温で布団が暖められます。
さらに、皮脂やほこりなどが溜まると、カビにとってはおいしい栄養になってしまいます。
これらの温度、湿度、栄養が敷布団とフローリングの間にたまり、カビにとって繁殖してくれと言われんばかりの好条件が揃ってしまうわけです。
毎日干して乾燥させられればカビを防げるかもしれませんが、梅雨の時期などで布団を干せない日が続くと、一週間と経たずにカビが発生することもあります。
カビが発生するとどうなるか
ただの小さい点のくせに、とんでもない事態を引き起こします。
いくつか挙げると、次のようなものです。
- 寝室がかび臭くなる
- アレルギーを引き起こす
- フローリングまでカビると10万~の修繕費になることもある
このように、体の健康にも財布の中身にも多大なダメージを与えます。
こうなる前に、カビを発生させないことが何よりも重要になってきます。
フローリング直敷で必須のカビ対策グッズ
敷布団やマットレスをフローリングに敷くなら必須と言えるのが除湿シートです。
敷布団とフローリングの間に敷いて寝ると、湿気を吸収してくれます。
我が家で使っているおすすめの除湿シートはこちら。
こちらを敷いて寝た次の朝、敷布団の裏を確認するとカラカラに乾いていました。
吸湿センサーの部分がピンクに変わったら干して乾燥させるだけで繰り返し使えます。
また、週に1回は必ず布団を干しましょう。
我が家はベランダが狭いので手すりに干しているのですが、花粉の時期や手すりの汚れが心配なので、布団干し袋を使っています。
こちらは、布団をくるんで干したり、ベランダの手すりに敷いてその上に布団を干したりできます。
布団でなくても、花粉の時期などは洗濯物のカバーとしても使うことができ、汎用性があるので気に入っています。
あとは、週に一回は敷布団に掃除機をかけましょう。
我が家ではDysonV7 fulffyを使っており、布団用ノズルで布団を掃除しています。
布団のごみは叩いて落とせばいいやと思うかもしれませんが、実は逆効果説も。
叩くとダニなどの死骸が粉々になって布団に残ってしまうので、掃除機の方がいいようです。
これで、カビの繁殖に必要な、湿度、温度、栄養をかなり除去できます。
なかなか大変な作業かもしれませんが、健康に生きていくうえで必要なことだと思うので、頑張りましょう。
敷布団・マットレスがカビてしまった場合の対処方法
もし敷布団やマットレスがカビてしまったら、以下のような対処となります。
- 自分でクリーニングする
- クリーニング業者に依頼する
- 棄てる
自分でクリーニングする場合、カビ除去剤を使うのが一般的です。
重曹などを使って頑張るのもありですが、手間がかかるので市販のカビ除去剤をおすすめします。
我が家でお世話になったカビ除去剤は「カビホワイト カビソフト除去スプレー」です。
それなりに強力なカビもちゃんと落としてくれる上に、カビが生えた箇所にスプレーして干しておくだけと手軽に使えます。
汚い写真で申し訳ありませんが、こちらを使ってカビを除去した時の画像を載せておきます。
布団はすっかり色落ちしていますが、カビもしっかりとれています。
このくらいのカビであれば、自分でもクリーニングすることができます。
市販のカビ除去剤で無理なら、業者に依頼になります。
その場合、布団一枚につき一万円くらいで考えておくといいでしょう
ひどいカビや、思い入れのある布団の場合は業者に頼むのが安全です。
棄てる場合は、粗大ごみとして出します。
お金をかけたくない場合は、はさみなどで小さく切って普通のごみとして出すこともできます。
切る場合は、ほこりなどが舞うと思うので、場所を考えて作業しましょう。
フローリングがカビていた場合の対処方法
敷布団がかびていた場合、下のフローリングもカビてないかよく確認しておきましょう。
もし、フローリングがカビていた場合、掃除機を使わずに、まずはクイックルワイパーなどで床を掃除しましょう。
掃除機を使うと、カビの胞子が空気中に舞い上がってしまうからです。
まだカビが取れない場合は、消毒用エタノールを使います。
エタノールをタオルやコットンに染み込ませて、床を拭き掃除します。
それでも取れない場合は、かなり深いところまで根をはってしまっているので、清掃業者に依頼しましょう。
賃貸などの場合は退去時に修繕費を取られるため、傷が浅いうちに対処した方がいいです
まとめ
今回は、敷布団やマットレスをフローリングに敷いて寝る場合のカビ対策と、カビてしまった場合の対処方法について説明しました。
言うまでもなく、カビは、発生させないことが最も大事です。
快適な就寝環境と健康のためにも、定期的な掃除やカビ防止グッズなどできちんと対策を取りましょう。
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