家電値引き交渉のポイントを解説! カカクコムより安くする方法とは

マネーに関わるアイキャッチ画像2 Life
Life

最近PayPayの3億円キャッシュバックキャンペーンが賑わっていますね。
特に、大型家電を購入する人がかなり多いようです。

皆さんは、家電を買う時値切り交渉をしていますか?

していない方は是非してみてください。
ものにもよりますが、ヤマダ電機やビックカメラなどでも、1万円以上安くなることも少なくありません。

値切りしている方は、どのように目標金額を決めていますか?
よくカカクコムの最安値を下回ったら万々歳と思われがちですが、実はもっと下げることも可能です。
実際、洗濯機と冷蔵庫を買って、配送・設置までやってもらい、カカクコムよりも安く購入することができました。

そこで今回は、値引きの仕方や、ポイントをまとめてみたいと思います。

大まかな流れ

値切りは、手近な電機屋一店舗だけ行っても、成功させるのは難しいです。
詳しくは後述しますが、家電の本当の最低価格というのは、各店舗や時期によって全くと言っていいほど異なるからです。

私は以下のような流れで値切り交渉をしています。

  1. 欲しいものと予算を決める
  2. 家電を買う店舗の選定と回る順番を決める
  3. 現地での価格調査
  4. ヤマダ電機での値切り交渉
  5. ビックカメラでの値切り交渉

1~2は現地に行く前、3~5は現地での作業になります。

それでは、それぞれのステップについて説明していきます。

欲しいものと目標金額を決める

欲しいものを決める

欲しいものは、事前にカカクコムで最安値を調査しておきます。
今回は冷蔵庫と洗濯機が2018年12月10日時点で以下の通りでした。

目標金額

以下の通り設定しました。

  • 購入金額: 税込み13.5万を切る
  • ポイント(8%): 約1.1万ポイント
  • PayPayキャッシュバック見込み: 2.7万 (普段はない)
  • 合計: 実質約9.8万

目標金額はあくまでも目標なので、現地の価格調査などで変えても大丈夫です。
まずは目安となる金額を意識するためにも、あらかじめ数字として出しておきましょう。

家電を買う店舗の選定と回る順番を決める

家電を買う店舗を決定します。
最低でも3店舗は回りたいので、駅に近くて、店舗同士が近いところがいいでしょう。
なぜ複数店舗ある方がいいかというと、家電の価格というのは、店舗ごとに仕入れ時期が異なったり、周辺の電気店同士の競合など、店舗が多い方が値下げできる可能性が高くなるからです。

今回は、自宅にも近い川崎駅の徒歩圏内の電気店を回ることにしました。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機がギリギリ徒歩圏内でアクセスできます。

次に、家電屋を回る順番を決めます。
PayPayが使えるビックカメラで購入したかったので、本命はビックカメラとしています。
ヤマダ電機は現金値引き率がいいことが多いので、本命の前に持ってきましょう。
以上から、以下のような順番で店舗を回ることにしました。

  1. ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン
  2. ヤマダ電機 テックランド川崎店
  3. ビックカメラ ラゾーナ川崎店 ★本命

各店舗で、在庫確認の電話をすれば下準備は完了。

次はいよいよ、実際に店舗を回ります。

現地での価格調査

18:30、会社帰りに川崎駅へ到着。
まず、この地域の価格調査のために、ヨドバシカメラに向かいました。

18:40に、ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロンに到着。
ヨドバシカメラでの店頭表示価格(税込み)は以下の通りでした。

  • GR-M36SXVL: 10.6550万
  • AW-7G6: 4.606万
  • 計: 15.2610万(税込み)

それぞれ、カカクコムの最低価格+1万円程度です。
目標設定額の+2万程度なので、交渉可能な範囲ということがわかります。

ちなみに、この「交渉可能な範囲」がわからない場合、店員さんに直接聞いてみましょう。

聞き方や判断基準は様々ですが、以下一例です。
たとえば、店員さんに、「xx円なら即決なんですが、値引き可能でしょうか?」のように聞くと、ちょっと確認しますと言って奥に行って、しばらくすると戻ってきます。
この戻ってくるまでにかかる時間が長いほど、ギリギリの価格を言っていることになります。
このように、ギリギリの価格を知る方法もあります。

次に、本番一歩手前の、ヤマダ電機に向かいます。

ヤマダ電機での値切り交渉

19:10、ヤマダ電機 テックランド川崎店に到着しました。

ヤマダ電機では、在庫確認のために電話をした際に、価格を伝えられるので、店頭表示価格は無視します。
電話で確認した価格(税込み)は以下の通り。

  • GR-M36SXVL: 10.7784万
  • AW-7G6: 4.2984万
  • 計: 15.0768万(税込み)

冷蔵庫と洗濯機の在庫を店員さんに在庫、配送可能日を確認。
3日後には配送可能との事で、ここから価格交渉が開始します。

「冷蔵庫と洗濯機を一緒に買おうと思っています。合わせて税込みで13.5万を切ってくれるとありがたいんのですが」と店員に伝えると、一瞬の逡巡のあと「少々お待ちください」と言って去って行きました。

15分くらい経って戻ってきて伝えられた金額は、ポイントを使って税込み13.2万円。
この時点で目標金額をクリアしています。
PayPayが無ければ即決してよい金額でした。

それに、戻ってくるまでの時間を考えると、ギリギリの価格であると考えられます。

「予想より安かったので、ここで買いたい。こんなに安くなるとは思ってなかったので、手持ちがない。家族に伝えて現金を取ってくる」と伝え、名刺をもらっておきます。

交渉して提示された金額は、普通はその日のみ有効です。
ビックカメラの値引きが悪条件だった場合、ヤマダ電機に買いに戻ることになるので、戻っても違和感が無いような言い訳を考えておきましょう。

最後に、本命のビックカメラへ向かいます。

ビックカメラでの値切り交渉

20:10 ビックカメラ ラゾーナ川崎店に到着しました。

ビックカメラでの店頭表示価格(税込み)は以下の通り

  • GR-M36SXVL: 10.6542万
  • AW-7G6: 4.6051万
  • 計: 15.2593万(税込み)

ヨドバシ、ヤマダ電機と大きく違いはありません。

こちらでも、在庫と発送時期を確認して交渉開始。
ちなみに、ビックカメラは、PayPay需要もあってか発送までに2週間必要でした。

黒いベストの店員に、「ヤマダ電機では税込みで13万2千円くらいまで下げてくれたんですが、こちらでも値下げはできますか?」というと、「少々お待ちください」と言って奥に行きました。
5分くらいで戻ってきて伝えられた金額は、税込み13.75万。
ヤマダよりちょっと高いですが、PayPayもあって強気なのかもしれないです。

PayPayとポイントを考慮すると以下の通りになります。

  • 購入金額: 13.75万
  • ポイント(8%): 1.1万
  • PayPay: 2.75万
  • 実質: 9.9万

最終的に、この値段で合意して購入しました。

まとめ

カカクコムで合計13.95万の冷蔵庫、洗濯機が、最終的に配送・設置料込みで税込み金額が実質9.9万で購入できました。
ちなみに、カカクコムの値段は本体代金のみで、配送・設置料は別途かかる場合が殆どです。

今回はPayPayの20%キャッシュバックという規格外のキャンペーンがあったためビックカメラで購入しましたが、本来であれば最も安かったヤマダ電機で購入します。

ヤマダ電機で買った場合、13.2万円だったので、配送や設置料を考慮すると、カカクコムの最安値より1万円以上安くなっています。

値引きの肝は、カカクコムや現地での価格調査を基に、いくらまでなら下げてもらえるのかを事前に予想しておくことです。
この値段を外すと、交渉は失敗してしまします。

また、交渉で店員さんと話す際は、間髪を入れずに応答しましょう。
言い淀んだり考え込んだりすると、初心者感丸出しになってしまい、良い結果にならないことが多いです。

事前にしっかり調査して、値引き交渉に臨みましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました