こんにちは、さとさんです。
みなさん、味の民芸というファミレスをご存知でしょうか?
私は、見かけたことがあるけど、一回も入ったことがなく、和食のお店かなくらいしか思っていませんでした。
しかし、友達いわく、チェーンとは思えないうどんが食べられるとのことで、夜風にあたりながらの散歩がてら、実際に行ってみました。
うどんもさることながら、もう一つの推しメニューの甘酒も美味しかったので、紹介します。
お店の外観
味の民芸 子母口店の店舗です。川崎市にはこの店舗しかないようです。
大通りに面していて駐車場は10台くらいのスペースがあります。
夜8時頃に訪れた時は、うどんと書いてある提灯に明かりが灯っており、いい味を出していました。
店内に入ると、店員さんが席に案内してくれます。
席の構成は、テーブル席が90席、座敷席が18席となっており、かなりの人数を収容できるので、待つことはあまりなさそうに感じました。
私が訪れた際は、駐車場の空きは1,2台でしたが、席は十分空いていました。
メニュー
席に着きメニューを見ていると、「白胡麻坦々うどん」に目が止まりました。
いかにもコクがありそうな美味しそうな白ごまスープです。
コクを求めてこちらを注文することにしました。
さらに、セットか単品かを選べるようです。
セットの場合はミニ丼のなかから一つ選択できます。
なんと、ミニアカモクとろろ丼があります。
とろろ丼にアカモクが使われてる店は滅多に見ません。普通は海苔が多いと思います。
これは確実に美味しいだろうと思い、セットでミニアカモクとろろ丼を注文。
待っている間にメニューを漁っていると、味の民芸がこだわっているうどんや出汁についてかかれたパンフレットを発見。
味の民芸では、手延べという製法でうどんを作っているようです。
手延べとは、小麦粉を水でこねて、細く長く伸ばしてから切ったうどんで、もちもちつるつるした触感と麺のコシに特徴がある製法です。
さらに、毎日店内で作っているという昆布とかつお節の黄金だしを、こだわりのかえしとたれに加えることで、つゆや料理に深みと広がりを出しているとのこと。
ちなみに、かえしとは、つゆの元になる調味料などのことで、かえしを出汁やたれで割ることでつゆになります。
毎日店内で作っているというのは正直すごいと思いました。
かなりこだわっている感じが伝わってきます。
料理
こだわりに感動すること10分、料理の到着です。
右奥が白ごま坦々うどんで、左手前がミニアカモク丼です。
白ごま担々うどんは、見るからにコクが深そうです。
こだわりに書いてあったとおり、確かにうどんに特徴があります。
すくってみると、うどん一本一本ががとても長いです。
手述べうどんは、途中でうどんを切らないので、このような形で出てきます。
スパイスには辣油と仁淀ブルーで有名な仁淀川の山椒。
辣油は坦々うどんに、山椒はアカモクとろろ丼にお好みでかけます。
ミニアカモクとろろ丼は、坦々うどんと合わせてちょうどいいサイズ感。
とろとろのアカモクが美味しそう。
ちなみに、アカモクは健康食として有名で、免疫力アップ、脂肪燃焼、便秘改善などの効果があると言われています。
醤油とわさびを混ぜて
ミニアカモクとろろ丼にかけて食べるとおいしさ倍増です。
とろとろのアカモクと、ツーンと鼻まで抜けるわさび醤油が最高の組み合わせでした。
辛い物やしょっぱいものを食べて、食後に甘いものが食べたくなりメニューを見ていると、珍しい抹茶あまざけがありました。
味の民芸では、あまざけも店頭販売するほどの推しメニューになっているようです。
メニューには、見慣れない「抹茶あまざけ」なるものがありました。
抹茶あまざけ、、いったいどのような味がするのか気になり、注文してしまいました。
5分ほどで「抹茶あまざけ」の登場です。
まずはそのまま一口飲むと、抹茶とあまざけそれぞれの味が独立して存在し、口の中で混ざって甘みも渋みも両方楽しめるようになっていました。
添えてあるレモンを垂らすと、抹茶の渋みをレモンがちょうどよく中和して、甘みと酸味にちょっと抹茶の味がするさっぱりとした別の飲み物に変化しました。
甘党の私は、レモンを垂らした後の方が好みの味でした。
坦々うどんなどのコクのある食べ物を食べた後は、「抹茶あまざけ」にレモンを添えるコースが今後マイブームになりそうです。
まとめ
今回は、こだわりの手延べうどんや出汁を使ったおいしいうどんが食べられる「味の民芸」を紹介しました。
今回のお会計は、「坦々うどん」と「抹茶あまざけ」で、1,370+330=1,700円(税別)というちょっと奮発したお値段になりましたが、値段分の満足感は得られたように思います。
今回紹介した坦々うどん以外に、夏でも冬でもぴったりのメニューが用意されているので、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。