賃貸に備え付けのウォシュレット(温水洗浄便座)を自分で購入したものと交換する

ウォシュレット・温水洗浄便座を自分で取り外し、取り付ける方法 ガジェット
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こんにちは、さとさんです。

引越し先に温水洗浄便座(DL-EMX10)が備え付けられていたのですが、電気代がかかる貯湯式な上に、個人的には必須だと思っている脱臭機能もありませんでした。

そこで、前の賃貸で使っていた事故購入のビューティトワレの「DL-RL20」が手元にあるので、備え付けの温水洗浄便座と交換してみました。

ということで、今回は備忘も兼ねて、温水洗浄便座を自分で交換した手順を、写真付きで細かく記録しておきます。

初めてだと半日くらいかかったので、時間に余裕があるときに作業しましょう。

用意するもの

  • タオル
  • バケツ
  • レンチ
  • ドライバー

作業中、床が濡れないように、タオルは必ず準備しておきましょう。

バケツもあると便利です。

手順

既設の温水洗浄便座「DL-EMX10」の取り外し

既設の便座の電源プラグをコンセントから抜きます。

既設の便座の電源を抜きます。

便座に付属のスパナやマイナスドライバーで止水栓を止めます。

便座に付属のスパナやマイナスドライバーで止水栓を止めます。

水が流れなくなるまで、レバーをひねります。

水が流れなくなるまで、レバーをひねります。

次に、給水ホースを本体から取り外します。

取り外す際に水が出てくるので、バケツやタオルを下に準備しておきましょう。

給水ホースを取り外す際は、水がでてくるので、桶やタオルを下に準備しておきましょう。

クイックファスナーを取り外します。

クイックファスナーを取り外します。

フックつめ側を開くと、パチッといって外れます。

フックつめ側を開くと、パチッといって外れます。

給水ホースを引き抜きます。

給水ホースを引き抜きます。

水が出てくるので、バケツなどで受け止めましょう。

水が出てくるので、バケツなどで受け止めましょう。

便座を取り外します。

右奥にあるグレーの本体脱着ボタンを押しながら

右奥にあるグレーの本体脱着ボタン

本体を手前に引くと

本体着脱ボタンを押しながら、便座を手前に引きます。

本体固定版から便座が外れます。

便座本体が外れました。

外した便座に残っている水を抜くために、本体底面にあるタンク水抜栓を、スパナやマイナスドライバーで反時計回りに回して外します。

外した便座に残っている水を抜くために、本体底面にあるタンク水抜栓を、スパナやマイナスドライバーで反時計回りに回して外します。

底部を下に向けて回すと水が出てきてしまうので、必ず横、または上向きで回しましょう。

タンク水抜栓が外れました。

本体底面にあるタンク水抜栓が外れた様子

水栓が外れたら、本体底面を下に向けて、傾けながら水抜きします。

水栓が外れたら、本体底面を下に向けて、傾けながら水抜きします。

水がすべて抜けたら、本体をきれいに拭いて、一日ほど乾かして保管しておきましょう。

水がすべて抜けたら、本体をきれいに拭いて、一日ほど乾かして保管おきましょう。

本体固定板を外します。

我が家の便器は下からナット締めができるタイプなので、上から取付ボルト、下からナットで挟み込むように本体固定板が取り付けられています。

本体固定板を外します。

便座の左右後部の、本体固定板の取付ボルトを外します。

便座の左右後部の、本体固定板の取付ボルトを外します。

ボルトを引き抜くと、本体固定板、パッキン、ワッシャー、ナットが取り外せます。

本体固定版と取り付けベルトが外れたら、先ほどのEMX10本体と同じように保管しておきましょう。

先ほどのEMX10本体と同じように保管しておきましょう。

これで、便器部分には何も取り付けられていない状態になりました。

これで、便器部分には何も取り付けられていない状態になりました。

普段隠れている個所に気になる汚れなどがある場合は、このタイミングできれいにしておくといいでしょう。

次に、スパナやレンチを使って分岐金具・給水ホースを取り外します。

次に、スパナやレンチを使って分岐金具・給水ホースを取り外します。

上下のナットを反時計回りに回すと、止水栓、給水パイプから取り外せます。

上下のナットを反時計回りに回すと、止水栓、給水パイプから取り外せます。

これで、DL-EMX10の取り外しが完了です。

これで、EMX10の取り外しが完了です。

続いて、DL-RL20の取り付け作業に入ります。

温水洗浄便座「DL-RL20」の取り付け

分岐金具・給水ホースを取り付けます。

上を給水管、下を止水栓に取り付けます。
写真に写っていませんが、下の止水栓に取り付ける側にパッキン(青の厚さ2mm)を挟んで、取り付けます。

あまり強く締めると、パッキンが切れて水漏れの原因になるので注意してください。

レンチなどを使ってもいいですが、手締めでも私は大丈夫でした。

分岐金具・給水ホースの取付完了

本体の固定板を取り付けます。
DL-EMX10と同じものでいけるかと思いましたが、形状が違うようでダメでした。
おとなしくDL-RL20の固定板を使いましょう。

本体の固定板を取り付けます。

取り外した時同様、左右にボルトを取り付けて、固定板を固定します。

取り外した時同様、左右にボルトを取り付けて、固定板を固定します。

固定板を取り付けたら、DL-RL20本体を奥に押し込んで取り付けます。

本体と便器の間に電源コードを挟み込まないよう注意しましょう。

カチッと音がするまで押し込んだら、本体の取り付けは完了です。

本体があまりにもがたついたり、位置がいまいちだった場合は、本体固定板のボルトを強く締めたり、固定位置をずらしてちょうどいいところを探しましょう。

次に、給水ホースを本体に取り付けます。

先端にOリングという黒い輪がついていることを確認して、本体接続口に差し込みます。

給水ホースの本体への取り付けは、先端にOリングという黒い輪がついていることを確認して、本体接続口に差し込みます。

接続部に、クイックファスナーをカチッとするまでしっかり奥まで差し込んだら、フックのつめ側をフック穴側に、パチッと音がするまで折り曲げて固定します。

接続部に、クイックファスナーをカチッとするまでしっかり奥まで差し込んだら、フックのつめ側をフック穴側に、パチッと音がするまで折り曲げて固定します。

給水ホースを持ったままクイックファスナーが軽く回ることを確認します。

給水ホースを持ったままクイックファスナーが軽く回ることを確認します。

回らない場合は、取り付け方が間違っているので、クイックファスナーの取り付け方をもう一度確認しましょう。

最後に、スパナやマイナスドライバーで反時計回りに回して止水栓を開けます。

水がタンクに貯まっていくので、どこからも水が漏れていないことを確認してください。

水がタンクに貯まったら、一度トイレを流してみて、再度水が漏れていないことを確認して下さい。

最後に電源プラグをコンセントに差し込みます。

コンセントを差し込むと、自動で電源がONになります。

本来であればアース線も取り付けたいのですが、この賃貸は温水洗浄便座付きなのに、アース付きコンセントがないので断念しました。物件確認時のミスです。

アース付きコンセントがある場合は、必ずアース線を接続しましょう。

以上で取り付けは完了です。

動作確認

動作確認のために、まずは便座と便器の間に、大きいビニール袋を挟みます。

動作確認のために、まずは便座と便器の間に、大きいビニール袋を挟みます。

温水テストで水が出てくるので、飛び出さないようにしています。

本体操作部にある「テスト」という漏電テストスイッチを2秒以上長押しします。

本体操作部にある「テスト」という漏電テストスイッチを2秒以上長押しします。

漏電テストランプ(赤)が点灯して、電源ランプ(緑)が消灯します。

漏電テストランプ(赤)が点灯して、電源ランプ(緑)が消灯します。

コンセントを抜きます。

コンセントを抜きます。

漏電テストランプ(赤)が消灯したことを確認します。

10秒ほどおいて、電源プラグを差して、10秒間電源ランプが点滅した後、点灯に変わります。

10秒ほどおいて、電源プラグを差して、10秒間電源ランプが点滅した後、点灯に変わります。

便座の左後部を押して着座ランプが点灯している状態で、おしりボタンを押して、袋の上から手をあてて、温水が出てくることを確認します。

温水ボタンを押して、袋の上から手をあてて、温水が出てくることを確認します。

便座温度が設定された状態で、5分ほど経っていることを確認したら、便座を手で触ってあたたかくなっていることを確認します。

便座温度が設定された状態で、5分ほど経っていることを確認したら、便座を手で触ってあたたかくなっていることを確認します。

以上で動作確認は完了です。
ポリ袋を外しましょう。

オプション: 賃貸でリモコンを取り付ける

リモコンがなくても使えますが、あれば使いやすいので私は設置しました。

壁に穴をあけずにリモコンを設置するために、こちらを購入。

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まず、リモコン本体に電池を入れてから、をプレートに取り付けます。

まず、リモコン本体をプレートに取り付けます。

トイレットペーパーを固定するホルダーを取り外します。
ホルダーを固定しているネジをドライバーで外すだけです。

トイレットペーパーを固定するホルダーを取り外します。

外したら、ネジ穴とプレートの穴が合うように、プレートを設置する場所を決めて

外したら、ネジ穴とプレートの穴が合うように、プレートを設置する場所を決めます。

トイレットペーパーのホルダーと壁でプレートを挟むように固定します。

トイレットペーパーのホルダーと壁でプレートを挟むように固定します。

ネジでトイレットペーパーのホルダーを固定したら、取付完了です。

リモコンを一通り操作してみて、きちんと動いているか確認しましょう。

以上で、温水洗浄便座本体、リモコンすべての取り付け作業が完了です。

お疲れさまでした。

ウォシュレット・温水洗浄便座を自分で交換する方法まとめ

今回は、賃貸や自宅などで、温水洗浄便座を自分で取り換える方法について説明しました。

取り外しから取り付けまで、2時間ほどかかりましたが、慣れれば1時間ほどで出来るかと思います。

引っ越しなどで毎回業者に温水洗浄便座の取り付け・取り外しを頼むと、一回当たり8000円くらいとられてしまうので、自分で出来るようになっておいたほうがいいと思います。

参考になれば幸いです。

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