このブログでは節約や家計管理について書くことが多いですが、家計改善を続けるうえで、大事なのは、お金を使わないことではなく、使うなら満足度の高い使い方をすること。
というわけで今回は、満足度が高く行ってよかったと思った、よこすか満喫きっぷを使った日帰り旅行についての体験記です。
以前、奥さんに「最近旅行に行ってないね」とぽそりとつぶやかれ、急遽横須賀観光に行くことになりました。そこで以前から気になっていた「よこすか満喫きっぷ」を使って日帰りで横須賀を回ってきました。
この記事では、2019年に実際によこすか満喫きっぷを使って横須賀へ行った体験をもとに、日帰りモデルコース、使ってよかった点、お得になりやすい人、利用前の注意点をまとめます。
注意:この記事は2019年当時の体験をもとにしています。
よこすか満喫きっぷの料金、対象店舗、対象施設、利用条件は変更されている可能性があります。現在の料金や利用できる店舗・施設は、必ず京急電鉄などの公式情報でご確認ください。
よこすか満喫きっぷとは
電車&バス券・食べる券・遊ぶ券がセット
よこすか満喫きっぷは、京急電鉄が提供している横須賀方面の日帰り向けきっぷです。
主な内容は以下の3つです。
- 電車&バス券:京急線の往復乗車券と、対象エリアの京急バスフリー乗車券
- 食べる券:対象店舗で使える食事券
- 遊ぶ券:対象施設の入場券と交換
交通・食事・観光をまとめて楽しめるのが特徴です。
ただし、利用できる区間、対象店舗、対象施設、料金は変更される可能性があります。利用前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
料金や対象店舗は変わるので公式サイトで確認を
料金は購入する駅によって異なります。2019年当時、京急川崎駅からは1人3,050円でした。ただし料金・対象店舗・対象施設はその後変更されている可能性があります。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
よこすか満喫きっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
よこすか満喫きっぷで巡った横須賀日帰りモデルコース
実際に回ったルートは以下の通りです。
- 京急川崎駅(出発)
- 横須賀中央駅
- ポートマーケット
- 三笠公園・戦艦三笠
- 昼食「HONEY BEE」
- どぶ板通り商店街
- ヴェルニー公園
- 走水神社
- 観音崎灯台
- 浦賀駅(帰路)
1日で回るにはかなり詰め込んでいますが、電車・バスをうまく使えば意外と動けます。ただし、後述のように閉館時間で失敗した場所もあるので、そのあたりは反面教師にしていただければ。
京急川崎駅で出発・きっぷを購入
まずは京急川崎駅できっぷを購入します。

2019年当時は、京急川崎駅で購入した際にクレジットカードが使えず、現金で購入しました。 当時の価格は1人3,050円でした。
現在は購入方法や料金が変わっている可能性があります。 デジタルきっぷと磁気乗車券で扱いが異なる場合もあるため、出発前に公式サイトで最新の購入方法を確認しておくと安心です。
きっぷは3枚(電車&バス券・食べる券・遊ぶ券)出てくるので、絶対に失くさないよう財布などにまとめておきましょう。

この日は8時39分の快特に乗り、9時13分に横須賀中央駅へ到着しました。
横須賀中央駅からバスで移動
横須賀中央駅に着くと、駅前にショッピングモールがあり、予想外に都会的な雰囲気でした。

改札を出て左手のエスカレーターを降りると、バス乗り場があります。降りる前に、横須賀海軍のマスコットキャラ「スカレー君」に旅の無事をお祈りするのも忘れずに。

バス乗り場の案内はわかりやすく、1番乗り場からポートマーケット・三笠公園方面のバスが出ています。

注意:ポートマーケット・三笠公園方面のバスは本数が少なく、1時間に1本程度です。 時刻表を確認して、乗り逃しのないようにしましょう。

ポートマーケットまでは徒歩約15分なので、体力に自信があれば歩くのも選択肢です。
バスは観光仕様のかわいいデザインで、乗るだけでテンションが上がります。座席数は15人分ほどと少なめなので、団体での利用はご注意を。

ポートマーケット
9時55分、ポートマーケットに到着。開店が10時のため、少し待って入店しました。

店内は海鮮メインかと思いきや、肉・野菜と一通りそろっている地元向けのスーパーのような雰囲気でした。シラスやキャベツ、トマトが安く印象的でした。

お土産コーナーもあり、横須賀カレー煎餅はばらまき用にちょうどよさそうでした。

イートインもあるので、海鮮丼などをその場で食べることもできます。私は朝ごはんを食べてきてしまっていたので、「横須賀ジェラートファクトリー」でジェラートを食べることに。

ミルクと海軍コーヒーの2カップ(400円)を購入。ミルクの甘さと海軍コーヒーのあっさりした苦みが相性抜群でした。

10時30分ごろに三笠公園へ移動しました。
三笠公園・戦艦三笠(遊ぶ券を使用)
ポートマーケットから徒歩5分ほどで三笠公園に到着します。
公園の入口を入ると、東郷平八郎連合艦隊司令長官の銅像と、戦艦三笠が目に飛び込んできます。

戦艦に近づくと、その大きさと存在感に圧倒されます。

受付で「遊ぶ券」を出すと、入場券とおみやげ引換券に交換してもらえます。

艦内には展示や体験コーナーが充実しており、歴史に詳しくなくても楽しめます。バルチック艦隊との交戦をVRで体験できるコーナーは力が入っていて、子ども向けのゲームも設置されていました(遊んでいるのはほぼ大人でしたが)。

デッキも自由に見て回れます。普通の船とはまた違う景色が楽しめました。

帰りがけに売店でお土産券を忘れずに引き換えましょう。「砲弾豆+ボールペン」のセットか、「必勝」「合格」のしおりが選べます。私は砲弾豆+ボールペンを選びました。砲弾豆は459円相当のお土産で、お得感があります。

気づくと1時間以上滞在していました。12時を過ぎたので昼食へ向かいます。
昼食「HONEY BEE」のネイビーバーガー(食べる券を使用)
横須賀といえばネイビーバーガー。三笠公園から歩いて5分ほどのどぶ板通り商店街内にある「HONEY BEE」へ。12時10分ごろ到着すると、すでに20人ほどの行列ができていました。

並ぶこと30分、ようやく入店。アメリカンな雰囲気の店内とバーガーの香りで食欲が最高潮に。

よこすか満喫きっぷを持っていると「レギュラーネイビーバーガーコンボ(当時1,680円)」を注文できます。 飲み物+ネイビーバーガー+ポテトのセットです。トッピングの追加もできます。私はチーズ(150円)とベーコン(300円)を追加しました。
コーラで空腹を紛らわせること20分、いよいよネイビーバーガーが登場。

すごい厚みです。食べるときは上下をしっかり押しつぶすよう店員さんに教えてもらいました。

肉厚なハンバーグのしっかりした歯ごたえ、アメリカンな味、トッピングのチーズのアクセント。ベーコンも予想以上に肉厚でジューシーでした。全部食べ終えたのは13時50分ごろ。店の外にはまだ20人ほどの行列ができていました。
どぶ板通り商店街
HONEY BEEを出てそのままどぶ板通り商店街を通り抜けます。スカジャン発祥の地として有名な商店街です。

アメリカンなバーが多く並ぶ通りで、独特の雰囲気があります。

ヴェルニー公園
どぶ板通りから歩いて15分ほどでヴェルニー公園へ。腹ごなしにちょうどいい距離感でした。
数多くの種類のバラが咲いており、散歩がてら見て回るだけで十分楽しめます。

紅茶のような香りがするバラがあり、本当にいい香りでした。

軍港を横目に海辺を散策でき、のんびりした時間が過ごせます。ただ日陰が少ないので、夏は帽子や日焼け止めは必須です。

奥にはヴェルニー記念館もあり、スチームハンマーの展示や体験ができます。

バスで走水・観音崎エリアへ(電車&バス券を使用)
ヴェルニー公園から走水神社へはバスで移動できます。ここで「電車&バス券」を使いました。
走水神社
走水神社でバスを降りると、時刻は15時40分でした。
バス停から徒歩3分ほどで神社に到着。立派な鳥居が迎えてくれます。

拝殿までは少し急な階段があります。ゆっくり上りましょう。

拝殿の周りにはきれいなアジサイや、海が見える展望スポットがあり、静寂な雰囲気の中でほっとする時間でした。


次のバスの時間を確認してから移動します。20分ほどあれば十分見て回れます。
観音崎灯台
走水神社からバスで10分ほどで観音崎に到着。16時10分ごろでした。

観音崎では海水浴やバーベキュー、キャンプが楽しめるようで、多くの観光客でにぎわっていました。

灯台への道は森の中のような静かな道を進みます。

夏は蚊が多いので、虫よけを持っていくことをおすすめします。
16時40分、いよいよ観音崎灯台に到着。青空に向かって白い灯台が伸びる景色は、写真映えします。

…が、灯台の門が閉まっていました。閉門が16時30分だったのに、私が途中の岩場で遊んでしまって間に合わなかったのです。奥さんに無言のプレッシャーをかけられながら、外から灯台を眺めて撤退しました。
灯台に入りたい方は、閉館時間を事前に確認しておくことを強くおすすめします。
浦賀駅から帰路へ
帰りは浦賀駅から堀ノ内駅経由で京急川崎駅へ向かいます。バスは20分おきに運行しており、17時14分発のバスで浦賀駅へ(17時30分着)。

駅近くに東急ストアがあるので、帰りに食材を調達できます。この日はちょうど冷しゃぶ用の肉が半額セールをしていたので購入。夜ごはんを私が作ることで、灯台の失敗を手打ちにしてもらいました。
浦賀駅から京急川崎駅でも「電車&バス券」が使えます。これがきっぷの最後の出番です。

品川行き普通列車に乗り、堀ノ内で快特に乗り換えて、京急川崎駅まで約44分で帰れました。
よこすか満喫きっぷを使ってよかった点
交通費・食事・遊びをまとめて考えられる
電車・バス・食事・観光施設がセットになっているので、個別に払う場合より支出の見通しが立てやすいです。「今日のお出かけにいくらかかるか」が出発前にある程度わかるのは、家計管理的にもありがたい点でした。
車なしでも日帰り旅行気分を味わえる
京急線の往復乗車券と対象エリアのバスフリー乗車券がセットになっているので、車なしでも横須賀のあちこちを回れます。
宿泊なしでも満足感がある
1日でかなりのスポットを回れるので、宿泊なしでも旅行気分を十分に味わえました。
使う場所が決まっているので事前計画が立てやすい
食べる券・遊ぶ券を使う施設をある程度決めておく必要があるため、必然的に事前に行き先を考えることになります。これがかえってスムーズな観光につながりました。リーフレットにも主要観光スポットや移動ルートがまとまっていて参考になりました。
よこすか満喫きっぷでお得になりやすい人
- 電車とバスを使って横須賀を広く回る人
- 食べる券を使いたい対象店舗がある人
- 遊ぶ券を使う施設に行く予定がある人
- 横須賀で1日しっかり過ごす人
- 交通費・食事・遊びをまとめて管理したい人
- 車なしで日帰り旅行したい人
逆に、お得になりにくい人
- 食事だけで帰る人
- 遊ぶ券を使わない人
- バスにほとんど乗らない人
- 対象店舗に行きたい店がない人
- 混雑時に待つのが苦手な人
- 小さい子連れで予定通り動きにくい人
- その場で自由に店を選びたい人
利用前に確認したい注意点
料金・対象店舗・対象施設は必ず公式で確認する
料金、食べる券・遊ぶ券の対象店舗・施設は変更されます。古い情報で計画を立てると、行きたかった店舗や施設が対象外になっていることもあります。必ず最新の公式情報を確認してから計画を立てましょう。
購入時に現金が必要な場合がある
2019年当時はクレジットカードが使えませんでした。現在は変わっている可能性がありますが、念のため現金を用意しておくと安心です。
バスの本数に注意
横須賀は路線バスの本数が少ない区間があります。特にポートマーケット・三笠公園方面は1時間に1本程度のことがあるので、時刻表を事前に確認しておきましょう。
観光施設の閉館時間を事前に調べる
私は観音崎灯台の閉門時間(16時30分)を把握していなかったため、入れませんでした。遊ぶ券を使う施設は、閉館時間を必ず事前に確認して、余裕を持って訪問しましょう。
混雑時は予定通りに回れないこともある
HONEY BEEは週末の昼どきに30分並びました。人気スポットや飲食店は混雑が予想されるので、余裕を持ったスケジュールにしておくといいです。
猿島に行く場合は船の運航状況を確認する
当日、猿島行きの船が強風で全便欠航していました。猿島に行く予定がある場合は、事前に運航状況を確認しておきましょう。
TRYANGLE(株式会社トライアングル)|猿島・軍港めぐり運航情報
お得きっぷは「元を取る」より「満足度」で考える
よこすか満喫きっぷは、ただ横須賀に安く行くためのきっぷというより、交通費・食事・遊びをまとめて管理しやすい日帰り向けのお得きっぷだと感じました。
「元を取らなきゃ」という気持ちで使うより、「自分が行きたい場所・食べたいもの・使いたい施設に合っているか」で選ぶのが、満足度を上げるコツだと思います。
家計改善中だからといって、休日の楽しみをすべて削る必要はありません。支出を見通しながら満足度の高い休日を過ごしたい人には、よこすか満喫きっぷは検討する価値があると思います。
まとめ:よこすか満喫きっぷは、日帰りで横須賀をしっかり楽しみたい人に向いている
よこすか満喫きっぷは、京急線の往復、対象エリアのバス移動、食事、観光をセットで楽しめる横須賀日帰り向けのきっぷです。
特に、食べる券と遊ぶ券を両方使い、バス移動も含めて横須賀で1日過ごす人には向いています。一方で、食事だけで帰る人や、対象店舗・施設に行きたい場所がない人にとっては、お得感が下がる可能性があります。
この記事は2019年当時の体験をもとにしていますが、観光の流れや使い方の考え方は今でも参考にしていただけると思います。利用前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。


コメント
こんな便利な切符があったんですね。
よく横須賀方面に行くので次回試してみたいと思います!