こんにちは、さとさんです。
子どもの教育費、とくに大学費用は大きな出費です。
わが家でも、子どもが小さいうちから少しずつ準備しておきたいと考えています。
ただ、教育費といっても、習い事や入学準備のように近いうちに使うお金もあれば、大学費用のように10年以上先に使う可能性が高いお金もあります。
そこでわが家では、直近の教育費は現金で備えつつ、大学費用の一部は楽天証券の未成年口座で、楽天・プラスシリーズの全世界株式、いわゆるオルカン系ファンドを購入して長期運用することにしました。
楽天証券の未成年口座とは
楽天証券の未成年口座は、子ども名義で作る証券口座です。親権者が代理で管理しながら、投資信託や株式などを購入できます。
0歳からでも開設でき、成人向けの証券口座と同じように、子ども名義で資産運用を始められます。
親の楽天証券口座とは分けて管理されるため、子ども用の資金を見える化しやすいのが特徴です。
ひとつ注意したいのは、現時点の未成年口座はNISA口座ではないことです。
以前は子ども名義の非課税制度としてジュニアNISAがありましたが、ジュニアNISAはすでに2023年末で新規投資が終了しています。
わが家が楽天証券の未成年口座を作った理由
わが家では、子ども2人それぞれに楽天証券の未成年口座を作っています。
親の証券口座の中でなんとなく管理するのではなく、子ども名義の口座として分けておくことで、「これは子どもの大学費用として準備しているお金」と見える化しやすくなりました。

画面上には「ジュニアNISA」のタブも残っていますが、ジュニアNISAはすでに新規投資が終了しています。現在は、未成年総合口座で子ども名義の資産を管理しています。
未成年口座を作った主な理由は、次の3つです。
大学費用を親の生活費と分けて管理したかった
親の証券口座に入れておくと、どこまでが子どものお金なのかわかりにくくなります。
子ども名義の口座として分けておくことで、「これは大学費用として準備しているお金」とはっきり管理できるようになりました。
親の生活費や老後資金とは別枠で、子ども用の資産として見える化できるのは、使い勝手がよいと感じています。
10年以上の長期運用期間を取れる
わが家の子どもは6歳と3歳なので、大学費用として準備する場合、10年以上の長期運用ができます。
もちろん、小学校の習い事など、近いうちに使う教育費まで投資に回すつもりはありません。
ただ、大学費用の一部については、今から現金だけで持ち続けるよりも、長期で分散投資した方が将来の選択肢を増やせるのではないかと考えています。
実際に、わが家では子ども2人それぞれの未成年口座に100万円ずつ入金し、楽天・プラスシリーズの全世界株式を購入しました。

個別株ではなく、世界全体に広く分散された投資信託を選んだのは、長期で持つ前提なら、管理の手間もなくシンプルだと考えているからです。
子どもの金融教育につなげたかった
子ども名義の口座で資産を持っておくと、将来お金の話をするときにも使いやすいと感じています。
「あなたの大学費用の一部として、こうやって少しずつ準備していたんだよ」と話せるのは、単なる貯金よりも金融教育につなげやすいと思いました。
まだ子どもが小さいうちは親が管理しますが、将来的には、投資信託の値動きや長期投資の考え方を一緒に見ていけたらいいなと考えています。
なぜ「教育費」ではなく「大学費用」なのか
教育費全般とすると、習い事、入学準備、塾代など近いうちに使うお金まで含まれてしまいます。
近いうちに使うお金を投資に回すのは怖いです。株価が下がったタイミングで急いで売る必要が生まれてしまいます。
大学費用は、子どもが小さいうちから準備すれば10年以上の運用期間を取りやすい。そのため、「投資で育てやすい費目」と位置づけています。
わが家では、直近の教育費が増えてきたら、月々の投資金額を調整して現金比率を増やす方針です。すべての教育費を投資に回すのではなく、時間軸に合わせた配分を意識しています。
まずは親のNISA枠を埋めるのが優先
未成年口座やこどもNISAは、子どもの大学費用づくりに役立つ選択肢です。
ただし、わが家では「まず親のNISA枠を優先する」のが基本だと考えています。
親のNISA枠を埋め切れていないのであれば、無理に子ども名義の口座で運用する必要性は高くありません。
まずは生活防衛資金を確保し、家計全体の資産形成として親のNISAを活用する。そのうえで余力があれば、子ども用資金を未成年口座やこどもNISAで分けて運用する、という順番が現実的だと考えています。
未成年口座の注意点
1. 元本割れする可能性がある
投資なので、必要な時期に値下がりしている可能性があります。
2. 近いうちに使う教育費は投資しない
習い事、入学準備、塾代など、直近で必要になる教育費は現金で確保する方が安心です。大学費用は10年以上の運用期間を取りやすいため投資対象にしやすいですが、3年後・5年後に確実に使うお金まで投資に回さないよう注意しています。
3. 利益には税金がかかる
未成年口座はNISAではないため、基本的には利益に課税されます。
4. 子ども名義のお金として扱う必要がある
親が自由に使えるお金とは分けて考える必要があります。
実務的な面では、楽天証券の未成年口座へ入金する場合、入金方法によって使える銀行口座の名義が異なります。
通常振込では子ども名義の銀行口座からの入金が基本ですが、リアルタイム入金では条件を満たせば登録親権者名義の銀行口座からも入金できます。
細かい条件は変わる可能性があるため、実際に入金する際は楽天証券の公式案内を確認してください。
5. 贈与税・名義預金には注意
まとまった金額を子ども名義で運用する場合は、贈与や名義預金の扱いに注意が必要です。専門的な判断が必要な場合は、税理士等に確認されることをおすすめします。
こどもNISAが始まったらどうする?
2027年1月以降、NISAのつみたて投資枠の対象年齢を0〜17歳にも広げ、未成年の年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円と示されています。(記事執筆時点の情報です。)
既存の未成年口座をどう移行・連携するかは、証券会社の正式案内を待つ必要があります。いま購入した商品が自動で非課税扱いになるとは限りません。
わが家では、こどもNISAが始まったら、その時点で大学費用の非課税運用枠として活用する方針ですが、優先順位はあくまで親のNISA枠が先です。
詳しい制度内容や非課税メリットについては、こちらの記事でまとめています。

まとめ:未成年口座は大学費用の「全部」ではなく「一部」に使う
楽天証券の未成年口座は、すべての家庭に必須ではありません。
ただし、大学費用のようにすぐに使わないお金を子ども名義で分け、長期で育てる場所としては使いやすいと感じています。
わが家の場合をまとめると、
- 子ども2人それぞれに楽天証券の未成年口座を開設
- 大学費用の一部として100万円ずつ入金し、オルカンを購入
- 現金だけで持たず、大学費用の一部を長期運用
- 将来、子どもの金融教育にもつなげたい
- 習い事や入学準備、塾代など直近の教育費は現金で備える
- こどもNISAが始まったら、その時点で非課税枠の活用を検討する
教育費全般をすべて投資で準備するのではなく、直近の教育費は現金、大学費用の一部は投資という形で分けているのが、いまのわが家のスタンスです。
生活防衛資金を確保し、まず親のNISA枠を優先。そのうえで余力があり、子ども用資金を分けて管理したい場合に、未成年口座を検討してみてもよいかもしれません。
※制度内容は記事執筆時点の情報です。最新情報は、金融庁や楽天証券の公式サイトをご確認ください。

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