戸建てを買ってよかった理由 | 近所付き合いという見えない資産

分譲地の家の前で子どもたちがサッカーをして遊び、周囲で親たちが見守っているイラスト 暮らし・住まい
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こんにちは、さとさんです。

住宅購入を検討しているとき、多くの人が気にするのは「価格」「広さ」「駅からの距離」といった数字で見えるものだと思います。私もそうでした。

しかし、実際に戸建て分譲地で暮らしてみると、価格表には載っていない価値が確かにあると感じています。

それが「近所付き合い」という、見えない資産です。

今回は、戸建てを購入してから感じた、近所付き合いの価値について書いてみたいと思います。

戸建てを買ってよかった理由の一つは近所付き合いだった

購入前には、近所付き合いのことは深く考えていませんでした。 ところが住み始めてしばらくすると、家のまわりにある「人とのつながり」が、暮らしの安心感に大きく影響していると実感しています。
特に、子どもにとって大きな影響がありました。

住宅地の路上で子どもたちがチョークで絵を描いたり走ったりして遊んでいる様子

それは、保育園からの帰りや、休みの日、家の前に出れば大体誰かが遊んでることです。
それだけで、子どもにとっても親にとっても、毎日の暮らしがずいぶん変わりました。

賃貸暮らしをしていた時は、遊べるスペースも、人が集まるようなタイミングもなかったので、これはかなり大きな変化でした。

同じような家族構成が多い分譲地は安心感がある

わが家が選んだ分譲地には、子育て世帯が多く集まっています。子どもの年齢も近く、生活リズムや悩みが自然と似通っている家庭が多いです。

そのため、気を使いすぎなくていい、というのが正直な感想です。
「うちの子、ちょっとうるさくてすみません」となっても、お互い様という雰囲気があり、過度に神経質にならなくていいのは、本当に気持ちが楽です。これは住んでみないとわからない感覚ですが、子育て中の親にとってはかなり大きい要素だと思います。

賃貸の時は、子どもが飛び跳ねようものなら、全力で阻止して、抱っこからの飛行機などで、ごまかしていたものです。

子どもが泣いても、家の前で大声で遊んでいても、近所から冷たい目で見られる心配が少ない。これも戸建て分譲地ならではの暮らしやすさだと感じています。

家の前に出れば遊び相手がいる環境は大きい

子どもにとって一番わかりやすい変化は、「外に出れば誰かいる」という状況が日常になったことです。公園に連れて行かなくても、家の前に出れば誰かが遊んでいて、大体自然にみんなと遊び始めます。
チョークで絵を描いたり、自転車に乗ったり、ボールで遊んだり、走り回ったり。もちろん、車や近所の迷惑には気をつけながらですが、子どもたちが自然に外へ出る機会が増えました。

そんな風に、誰かが外に出ると、他の家の子も出てきて、気づいたら集まっている。 そういう光景が当たり前になっています。
ちなみに、以前紹介した庭ご飯も、大体いろいろな子どもが入り混じって開催されています。

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こういう雰囲気は、私たち親にとっても助かります。毎週末に遠くの公園まで連れて行かなくても、子どもが自然に外遊びをしてくれる。子育ての「毎日どこかに連れて行かないといけない」という心理的な負担が、少し軽くなった感じがしています。

もちろん分譲地の広さや道路の作りにもよりますし、近所の子どもの年齢が合うかどうかも運の要素があります。わが家はたまたまそういう環境に恵まれたと思っています。

ただ、立地や価格帯から、ある程度同じような家族構成の人たちが集まるのではないかと思います。
わが家の場合は、家を購入する際に、営業担当者に「子育て世帯が多いエリアか」「購入者の年齢層はどのくらいか」を差し支えない範囲で確認しました。心配な方は、事前に聞いてみるのもよいと思います。

親同士のゆるいつながりが暮らしを支える

子ども同士が遊ぶようになると、自然と親同士の会話も生まれます。といっても、毎週集まって食事する、というような密な付き合いではありません。
外で顔を合わせたときに少し話す、子どもの様子を伝え合う、そのくらいのゆるいつながりです。

それでもこのつながりは、暮らしにとって意外と大事です。

  • 近くの小学校の情報が自然に入ってくる
  • 体調を崩したときや少し困ったときに声をかけやすい
  • 子どもが外で遊んでいるとき、近所の大人の目があって安心できる

特に防犯・見守りの面は、実感として大きいです。
子どもが外で遊んでいるときに、ちょっとお米を炊きに戻りたいなど、一瞬目を離したいことがあるのですが、そういう時に他にも大人がいると、とても助かります。もちろん、近所の人に見守りを丸投げするわけではありません。それでも、子どもが外で遊んでいるときに近くに大人の目があるだけで、親としての安心感はかなり違います。

「近所づきあいは煩わしい」と思う人もいるかと思いますし、わたしも以前はそう感じていました。
しかし引っ越してからは、ゆるくつながれる距離感があれば、近所付き合いは負担どころか、大きな支えになることが多いと感じています。

住宅購入には見えない資産もある

「社会的資本」という言葉があります。人とのつながりや信頼関係が、お金には換えられない価値を持つという考え方です。

住宅購入で得られる「社会的資本」を図解したインフォグラフィック。子ども同士のつながり、親同士のつながり、情報の共有、助け合い・支え合い、安心・安全な環境、地域とのつながりの6要素が示されている

住宅ローンの返済額、固定資産税、広さ、駅距離。こういった数字は比較しやすいですが、「そこに住むことで得られる人とのつながり」は数字では表せません。

しかし、長く暮らすほど、このつながりは確実に積み上がっていきます。子どもが大きくなるにつれて、地域のコミュニティとの接点は増えていくはずです。

住宅購入は大きな決断ですが、「何を買うか」だけでなく「どこで・どういうコミュニティの中で暮らすか」も、同じくらい重要な選択なのだと、住んでみて実感しています。

戸建て購入を考えるなら家だけでなく周辺環境も見ておきたい

住宅を選ぶとき、間取りや価格は当然比較すると思います。
それに加えて、周辺環境も同じくらい丁寧に見ておくことが重要でした。

青空のもとに整備された分譲地の道路。両側に戸建て住宅が並び、緑の木々が植えられている

具体的には、こんな視点です。

  • 分譲地内の道路が子どもの遊びに適しているか(広さ、通り抜け車の多さ)
  • 近くに同じくらいの年齢の子どもがいそうか
  • 住民の空気感がどうか(内覧の際に周囲を少し歩いてみると感じ取れることがある)
  • 近くに公園や緑地があるか

もちろん、住んでみないとわからない部分も多いです。わが家もすべてを事前に把握できたわけではありません。
ただ、「家そのものと価格だけで決めず、周辺の環境も選択基準に入れる」という意識を持つだけで、住んでからの満足度は変わってくると思います。

まとめ

戸建て分譲地での暮らしを通じて実感しているのは、住宅購入の価値は建物や土地だけではないということです。

同じような子育て世帯が集まりやすい分譲地では、子ども同士が自然に遊べる環境が生まれやすく、親同士もゆるくつながりやすい。この「見えない資産」は、住宅ローンの返済計画や間取り図には現れませんが、毎日の暮らしの質に確実に影響してくると感じています。

マンションや賃貸にはそれぞれの良さがあります。家族の状況や優先することによって、最適な選択は異なります。
ただ、子育て世帯にとって戸建て分譲地を選ぶ理由のひとつとして、「周囲のつながり」という視点を加えてみると、住まい選びの幅が広がるかもしれません。

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