帰省費を甘く見てない?|20年で数百万かかる話

帰省費の衝撃を表現する家族と新幹線 資産形成
資産形成

こんにちは、さとさんです。

今年もゴールデンウィークが終わりました。

今年はどんな出費があったのかと、支出を整理していたところ、ここ最近の帰省にかかる交通費が爆増していることに気づきました。

原因は、最近はあまり深く考えず、新幹線を使っていたからです。

子どもが小さいうちは、帰省の新幹線代をあまり深く考えないことが多いと思います。
我が家もそうでした。
帰省は事実上必須であり、交通費も必須となる以上、どうにもならないと思い深く考えないでいました。

しかし、子どもが3歳を過ぎたあたりで膝上乗車がつらくなり、子ども席を確保することにしました。
そんなことがあり、今後新幹線で帰省を続けたらどれだけの費用が掛かるのかを考えてみました。

結果、「これはライフプランに入れておくべきだったな」と感じる数字が出てきました。

今回は、3歳差の娘2人がいる我が家が、東京〜名古屋間の新幹線を使った帰省の交通費を、子どもの成長に合わせて20年分試算してみた結果をお伝えします。

子どもの新幹線代は年齢だけで決まらない

JRの新幹線では、子どもの料金は以下のルールで決まっています。

  • 0〜5歳(幼児):大人1人につき2名まで無料。ただし座席を使う場合は子ども料金
  • 6〜11歳(小児):子ども料金(大人のほぼ半額)
  • 12歳〜(中学生以上):大人料金

つまり「膝の上に乗せれば無料」は5歳まで。とはいえ、子どもが大きくなると膝上での2時間弱の移動はお互いにきつくなってきます。
私も何度か膝に乗せて名古屋まで乗ったこともありますが、正直かなりしんどかったです。
なんといっても、ぐずって座っていられなくてデッキに立っていると、新幹線代がむなしく思えたものです。。

5歳になった今は、新幹線で寝てくれるようになり、座席に意味を感じられるようになりました。

このように、子どもの新幹線の料金は、年齢というより、本人の成長度合いで決まることが多いのではないかと思います。

東京〜名古屋の料金前提

今回の試算は以下の条件で計算しています。

  • 区間:東京〜名古屋
  • 商品:スマートEX・のぞみ・普通車指定席(通常期)
  • 大人片道:11,100円(往復:22,200円)
  • 子ども片道:5,550円(往復:11,100円)
  • 帰省頻度は往復ベースで計算(年1回=往復1回/年)

料金は2025年4月1日時点のスマートEX公式料金をもとにした試算です。
繁忙期・最繁忙期はこれより高くなるため、実際の帰省時期によって金額は変わります。また、在来線・駅までの交通費、食事代、お土産代などは含んでいません。

東京〜名古屋の新幹線料金前提
スマートEX・のぞみ・普通車指定席(通常期)の料金前提

1〜3年目は大人2人分

子どもが生まれたばかりの頃は、膝の上に乗せて移動できます。我が家でも、子どもが小さいうちは「大人2人分だけ」でよかったので、帰省費についてはあまり気にしていませんでした。

年1回往復の場合:大人2名 × 往復22,200円 = 44,400円/年

「年に2~3回ならなんとかなるだろう」と思っていた時期です。

4〜6年目は子ども1人分が加わる

子どもが成長して膝上では辛くなり、子ども用に1席が必要になりました。 私が膝に乗せてがんばったこともありましたが、子どもが席に座りたがるようになり、私がデッキに追い出されました。 そうやって、自然と子ども料金の座席を取るようになりました。

このとき下の子どもはまだ小さいので膝上でOK。でも費用はこの時点でもう1ステップ上がります。

年1回往復の場合:大人2名+子ども1名= 44,400+11,100 = 55,500円/年

「あ、1万円増えた」くらいの感覚でしたが、この段階的な増加がじわじわと効いてきます。

7年目以降は子どもの成長で段階的に増える

上の子が6歳になり小学校に入学すると、子ども料金が適用されます。
さらに、13歳になると大人料金に変わります。

帰省費増加の段階図
1〜3年目は大人2人分、4〜6年目は子ども1人追加、7年目以降は子ども2人分

我が家の場合の20年間シナリオを整理すると、以下のようになりました。

年数家族構成往復料金説明
1〜3年目大人2人44,400円膝上で子ども2人を抱えられる
4〜6年目大人2人+子ども1人55,500円上の子が1席必要
7〜12年目大人2人+子ども2人66,600円下の子も1席必要、小学生の子ども料金
13〜15年目大人3人+子ども1人77,700円上の子が大人料金、下の子は子ども料金
16〜20年目大人4人88,800円子ども2人とも大人料金に

この料金を見て、皆様はどう思うでしょうか。
新幹線なんて使っている場合じゃないと思ったのは私だけでしょうか。

年2〜3回帰省するとライフプラン級の支出に

年1回でも20年分積み上げると、こうなります。

帰省頻度20年間の総額
年1回1,376,400円
年2回2,752,800円
年3回4,129,200円

盆と正月の年2回帰省する家庭では、20年間で270万円超の交通費がかかる計算です。
これは教育費や住居費と並ぶ、ライフプランに必ず組み込むべき支出だと感じました。

車移動も視野に入れる

子どもが増えてくると、「新幹線より車のほうがトータルで安くなる」という可能性も出てきます。 ファミリーカーを持っているなら高速料金・ガソリン代と新幹線代を比較してみる価値はあります。

東京駅から名古屋駅でGoogle Mapを使って車で経路検索すると、片道4~5時間で、8620円でした。
これにガソリンが加わり、リッター20km、ガソリンが155円/Lとして、総距離348kmなので、

348/20×155=2,635円

となり、片道合計11,250円、往復で約22,500円と、かなり交通費を抑えられる試算になりました。

もちろん、移動時間・体力・事故・渋滞リスクなど費用以外の要素もあるので、一概にどちらが正解とは言えません。
わが家でもどちらが合っているか、子どもの状況によって都度検討しています。

また、新幹線を使う場合でも、EX早特などの割引サービスを活用すれば通常期より安くなることがあります。
帰省日程が早めに決まる家庭であれば、積極的に使いたいサービスです。

まとめ 帰省費は甘く見ない

最初は「大人2人分でしょ」と思っていた帰省費が、子どもの成長とともに段階的に増え、20年間で100万〜400万円超になる可能性があります。

  • 膝上で済む時期は確かに安い。でもそれは小学校入学前まで(あっという間です)
  • 年2〜3回帰省する家庭は、ライフプランへの組み込みをぜひ検討してみてください
  • 新幹線か車か、早割活用か、家族の成長段階に合わせて見直すのがおすすめです

「そんなにかかるの?」と驚く前に、早めに数字を把握しておくと選択肢が広がります。わが家の試算が、ライフプランを考えるきっかけになれば幸いです。

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